長持ち住宅の秘訣!新築後に実践したいメンテナンスチェックリスト|伊藤産業

はじめに:家は「建てて終わり」ではない

新築住宅を手に入れたときの喜びは格別ですが、家は完成した瞬間から劣化が始まります。外壁や屋根は風雨にさらされ、室内設備も日々の使用で少しずつ消耗していきます。長く快適に暮らすためには、定期的な点検やメンテナンスが欠かせません。本記事では、新築後に実践したいメンテナンスチェックリストを詳しくご紹介します。

新築後すぐに確認しておきたいポイント

1. 保証内容と定期点検スケジュール

まず重要なのが、施工会社が提供する保証制度の内容と点検スケジュールです。保証期間内に不具合があれば無償で対応してもらえるケースが多いため、しっかり確認しておきましょう。

  • 保証書を整理し、内容を家族で共有する。
  • 定期点検の日程をカレンダーに記録しておく。
  • 不具合を感じたら早めに施工会社へ相談する。

2. 外構・庭の整備

引き渡し直後は建物に目が行きがちですが、外構や庭も暮らしの快適さに影響します。排水の流れや植栽の成長具合は、早い段階で点検が必要です。

  • 雨水の排水がスムーズか確認する。
  • 植木や芝生の根が建物に影響しないよう整える。
  • フェンスや門扉のがたつきがないかチェック。

年ごとに見直したいメンテナンスチェックリスト

1年目

最初の1年は新築特有の変化が起こりやすい時期です。木材の収縮やクロスの隙間、建具の調整など、小さな不具合が発生することがあります。

  • 壁紙の浮きやひび割れがないか。
  • サッシやドアの開閉がスムーズか。
  • 水回りに水漏れやカビの発生がないか。

3年目

生活習慣が定着し、設備の使用による劣化が見え始める頃です。小さな修繕を怠ると、大きな工事につながる可能性があります。

  • 給湯器の調子やフィルター清掃。
  • 外壁の汚れやシーリング材の劣化。
  • 屋根のズレや破損の有無。

5年目

この時期になると、外壁や屋根の点検を本格的に行う必要があります。外装の塗装や防水処理は耐久性を大きく左右します。

  • 外壁の色あせやひび割れ。
  • バルコニーやベランダの防水シートの劣化。
  • 排水溝や雨樋の詰まり。

10年目

築10年は大規模なメンテナンスを考える時期です。保証が切れるタイミングでもあるため、住宅診断(ホームインスペクション)を受けるのもおすすめです。

  • 屋根や外壁の全面的な点検と補修。
  • 給湯器やエアコンなど主要設備の交換時期を検討。
  • 基礎や構造部分に異常がないか専門家に確認。

日常的にできるセルフメンテナンス

定期的なプロの点検に加えて、日常生活の中でできるセルフメンテナンスも重要です。小さな気づきが大きなトラブルを防ぎます。

  • 窓や網戸を定期的に掃除し、建て付けを確認。
  • エアコンフィルターを1〜2か月ごとに清掃。
  • 排水口のぬめりや詰まりをこまめに除去。

まとめ

新築後の家を長持ちさせるためには、計画的なメンテナンスが欠かせません。築年数ごとの点検ポイントを押さえ、日常的なセルフケアも習慣化することで、大切な住まいを快適に維持できます。伊藤産業では、建築後のアフターサポートにも力を入れており、お客様の暮らしを長期にわたって支えています。住んでからの安心も、ぜひご相談ください。

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